「自動化したいけど、何を売ればいいんだろう?」
副業を始めようと思って検索してみたはいいものの、情報が多すぎて何が仕組みに向いてる商品なのか、さっぱりわからない。
しかも、売れたところで毎回対応が必要なら、それって本当にラクなのか?
だったら最初に知っておいてほしい。
自動化に向く商品と向かない商品は、最初から決まってる。
この記事では、一度作って放置しても売れ続ける商品と、逆に頑張っても稼げない構造になりがちな商品を、具体例付きで整理した。
「仕組みで稼ぐ」ってのは、商品に働かせるってことだ。
キミが動かずに回すために、まずは回る商品を選べ。
自動化できる商品の特徴とは?
じゃあ実際に、自動化できる商品ってどんな条件を満たしてればいいのか?
何を基準に選べば、放っておいても売れ続けるのか?
答えはシンプルだ。
まずは、自動化に向く商品に共通する3つの要素を押さえておけ。
自動で売れ続ける商品に共通する3つの要素
放っておいても売れ続ける商品には共通点がある。
それがこの3つだ。
- 一度作れば何回でも売れる
時間をかけて作るのは最初だけ。あとは同じものを何人にも販売できる。作業は増えない。 - 買った人に自動で届けられる
購入されたら、自動で配信されたり、ダウンロードできたりする仕組みがあること。
いちいちメール送信や対応が必要なものはアウトだ。 - 時間が経っても価値が落ちない
季節モノやトレンドネタじゃない限り、ずっと使える内容にしておく。
知識・ノウハウ・テンプレート系は強い。
なぜこの3つが重要なのか?
仕組みで売るってのは、自分が動かなくても回るようにするってことだ。
でも、商品自体に「手間」が残ってたら、結局、自分が動くしかなくなる。
まずやるべきは、「回る商品」を用意すること。
そこがスタートだ。
なぜ商品選びが仕組み化のカギになるのか
仕組み=売れる流れを自動で作ること。
でも、その中身である商品が仕組みに向いてなければ、どれだけSNSや広告で流しても、結局手が止まる。
例えば、
- お問い合わせ対応が必要な商品
- 毎回オーダーメイドで作る商品
- 顧客によって提供内容が変わる商品
こんな商品は自動化には向かない。
だからこそ、最初に「何を売るか」を間違えると、すべてが手間になる。
仕組みを回したいなら、回りやすい商品を選ぶのが先だ。

「楽して稼ぐ」じゃねぇ。
手をかけずに回すんだよ。
自動化に向く商品の具体例5選
「何を売れば、自動で稼げるようになるのか?」
そこがハッキリしなければ、どれだけ勉強しても前に進めねぇ。
ここでは、作って放っておける商品の具体例を紹介する。
初心者でも始めやすいものばかりだ。
① デジタルコンテンツ
定番中の定番。それがデジタルコンテンツだ。
一度作れば何度でも販売できて、しかも自動で届けられる。
まさに、放っておける商品の代表格だ。
- PDFマニュアル
- 動画講座
- 音声プログラム
形式は何でもいい。
大事なのは、「誰かの悩みを、あなたの知識で解決できるかどうか」だ。
例えば、
- PDFで作った
副業マニュアル、初心者向けの家計改善ガイド - スマホだけで撮れる
在宅ワークの始め方講座 - 通勤中に聴ける
朝活の習慣づけ音声プログラム
デジタルコンテンツの強みは、作った瞬間から資産になること。
誰かに届いた瞬間、あなたが寝てても売上になる。
SNSが苦手でも、顔出ししなくても、ちゃんと売れる。
だから初心者にこそ、最初の1本を作ってみてほしい。
② テンプレート・スワイプファイル
「型」には価値がある。しかも、手離れがいい。
- Canvaのデザインテンプレート
- Excelの管理表
- セールス文の台本
など、「そのまま使える」ものは、初心者から経験者まで幅広くニーズがある。
とくに今の時代は、「ゼロから考えるのがめんどくさい」という人が多い。
だから、完成形に近いテンプレートや、すぐに使える台本(スワイプファイル)はかなり重宝される。
例えば、
- SNS運用に使える
インプレッション管理シート - LINEステップ配信用
メッセージシナリオ台本 - ブログ記事用
レビュー記事テンプレート
テンプレは「時間の節約」がそのまま価値になる。
さらに、パターン化しやすくて再販もしやすいから、まさに自動化向け。
自分で使ってよかったものを整えて商品化するだけでも、売れる可能性は十分にある。
③ オンライン講座・スキル教材
自分の知識や経験を仕組みに変えられるのが、オンライン講座や教材だ。
動画で解説するスタイルでも、メルマガやLINE配信で学ばせる構成でもいい。
一度作っておけば、あとは勝手に届く。
キミが寝てる間にも「学びたい人」は現れる。
いまはスマホ1台あれば、誰でも講座が作れる時代だ。
顔出し・声出しナシでもOK。
スライドとナレーションだけで十分売れてる人も多い。
「人に教えたことがない」って人でも、自分の失敗談や工夫の仕方をまとめるだけで価値になる。
たとえば、
- ブログの始め方動画講座
- ゼロから始めるCanva活用術
(スライド教材) - 月3万円を目指すメルマガアフィリエイト講座
(ステップメールで提供)
販売方法もいろいろある。
UdemyやAmazon キンドル、Brain、Note、自前の販売ページ+LINEなど、スタイルに合わせて選べる。
特に、UdemyやAmazonなどのプラットフォームを使うと、プラットフォームが勝手に集客&販売してくれるので、
「私は売るのが苦手」
「セールススキルがないから…」
と悩む人ほど、講座にしておけば勝手に売れていく仕組みが作れる。
だからこそ、初心者にこそおすすめしたい自動化商品だ。
④ ダウンロード素材
素材も、立派な「自動化商品」になる。しかも、放っておける。
写真・音源・フォント・イラスト・アイコン……
こういったデータは「必要な人に、必要なときに、勝手に売れていく」タイプの典型だ。
一度作って販売サイトにアップしておけば、あとは誰かが使いたいタイミングでダウンロードしてくれる。
そのたびに売上が入る。
対応不要、納品も不要、まさに寝てても売れる商品だ。
たとえば、
- 商用利用OKのループBGM素材
(動画編集者や音声配信者向け) - SNSやブログで使えるアイコン・アイキャッチ素材
- ナチュラル・手書き風のオリジナルフォント
- CanvaやPowerPointで使える図形パーツや装飾セット
素材づくりに自信がない人でも、AI生成ツールやフリー素材を加工して販売するという方法もある。
ニッチなジャンルに特化すれば、競合も少なく独自性で勝負できる。
作品として売るよりも、「使えるパーツ」として売る意識がカギだ。
⑤ サブスク型コミュニティ
毎月、自動で売上が入る仕組みを作りたいなら、サブスク型は外せない。
月額制のオンライン講座やコミュニティは、一度仕組みを作れば、あとは継続課金が積み上がっていく。
たとえば、
- 月額980円で学べる
副業初心者向け講座 - クローズドのSlackグループで交流できる
発信が苦手な人の情報交換コミュニティ - 月に一度、録画コンテンツが届く
インスタグラム集客講座
最初から完璧な場を用意する必要はない。
むしろ「一緒に育てていく」スタイルのほうが継続率は高い。
大事なのは、やらなきゃ回らない仕組みにしないこと。
- 毎日のチャット応答
- 毎日のライブ配信
- 毎週のコンテンツ追加
それではただの運営作業だ。
だからこそ、手間を減らす設計ができるなら、サブスクはかなり強い武器になる。



何を売るかで仕組みの9割は決まる。
回らねぇ商品は、回らねぇ。
自動化しにくい商品は、高単価商品として売れ
「じゃぁ、自動化できない商品は売らない方が良い?」
そんなことはない。
問題なのは、手間がかかるのに「安く売る」ことだ。
自分の時間を削る商品なら、そのぶんしっかり対価をもらう設計にするべき。
つまり、手間のある商品は「高単価商品」として扱え。
手間がかかる=売れても苦しくなる設計
売れているように見える商品でも、自分の時間を割いて回しているだけなら、それは自動化じゃない。
たとえば、1万円のコンサルを10人に売って、全員にZoomで1時間ずつ対応するとしよう。
相談前のメッセージや日程調整、終了後のフォローまで含めると、トータル15時間以上は奪われる。
これで月10万円。
時給換算すれば、バイトより安い。
さらに最悪なのは、「売れれば売れるほど忙しくなる」構造になっていること。
これはもう、仕組みじゃない。
ただの仕事だ。
最初は「売れた!うれしい!」でテンションが上がっても、続けるうちに
- 時間が足りない
- 家族との時間が減った
- 疲れた
となって崩れる。
これが、頑張った人から燃え尽きる、副業のよくある失敗パターンだ。
高単価にすれば、仕組みに乗らなくても十分回収できる
全部を仕組みに乗せる必要はない。
手間がかかるなら、それに見合う価格で売ればいいだけだ。
同じ内容でも、5万円や10万円で売れるように設計すれば、「対応に時間がかかる=割に合わない」という構造から抜け出せる。
たとえば、
- オーダーメイドで個別に教える短期集中プログラム
- 実績が出るまで並走するフルサポート型のコンサルティング
- 限定5名だけに提供する、がっつり手をかける企画
こうした、労力が必要な商品は、むしろ高く売るからこそ成り立つ。
売れたらガッツリ対応、終わったらしばらく休む。
それでいい。
自動化じゃないけど、納得して時間を使ってるならそれは健全な設計だ。
しかも、こうした高単価商品は、自動化商品を入り口にして提案することで売りやすくなる。



全部を自動化するな。
使う時間と、回す時間を分けるんだ。
まとめ|商品選びは自動化のスタート地点
仕組みで稼ぎたい。
そのスタート地点に立つなら、何を売るかを間違えちゃいけない。
放っておいても売れる商品、それはただ「売れそうなもの」じゃなく、回り続けるものだ。
- 自動で届けられて
- 何度でも使えて
- 時間が経っても価値が落ちない
そんな商品を選べば、キミが寝てる間にも収益は積み上がる。
逆に、手間がかかるなら、そのぶんしっかり高く売れ。
ラクしたいからって、全部を自動化しようとすると、かえって苦しくなる。
商品選びは、仕組みの9割を決める。
だからこそ、ここに時間をかけていい。
選んだ商品が正しければ、売る仕組みなんてあとからいくらでも作れる。



止まってても稼げる。
それが設計した人間の特権だ。
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